選挙権を18に引き下げようというのは、高校教育に政治を持ち込ませないよう管理するための手段だとは、元社会科の教員であり、現役教員とも交流を持つ私の母が言っていることですが、さもありなんという気がします。
学外では政治について話をするのは自由・・・なんていうのは、そんなの当たり前で、改めて保証してもらう事じゃないんでは?
それにしても、国会前でデモするのは自由だけど、学校で政治社会問題を議論しちゃいけない・・・なんてことになったら、日本も不思議な国になってしまうなとしか言いようがないですね。
さて今日は私的な告知をば。
ビールジョッキ片手に回転ずし三昧の気分で映画の話題にまみれようという、不肖私の主宰トークイベント『シネまみれ』。
明日当日ですが、予約しやすいよう予約フォーム入りホームページが出来ました。http://cinemamire.jimdo.com/ 今日までに予約下さると500円安くなります。
明日31日(土)夜6時開場 入場料は1000円でございます。基調講演は私の高畑勲論。
アルプスの少女ハイジは監禁飼育もの?高畑勲はその構造に気づいていた?ハイジを引き取るアルムおんじは若い頃人殺しだったって本当? 車椅子の少女クララが走り回る最終回は夢?現実?・・・など、語られざる領域に挑みます。
オンラインVHSレンタル「カセット館」館長後藤健児さんをはじめとする、メルマガ「映画の友よ」連載寄稿陣や、映画『花火思想』大木萠監督、カメラマン阿佐谷隆輔さん、スペシャルゲストの『アリス・イン・ドリームランド』監督・蜂須賀健太郎さんも参戦。「映画の友よ」オリジナル動画も初上映。ぜひお気軽にお越しください。
そのイベント『シネ・マみれ』を明日に控え、本体である私の映画批評メルマガ「映画の友よ」の最新号が本日配信されました!http://yakan-hiko.com/risaku.html
今回は24日から公開中の、菊地武雄監督、桐生コウジ製作&出演『ディアーディアー』のレビューから始まります。
僕の人生にとっても大切な一本であるチャン・ユーシュン監督の『熱帯魚』での幻の熱帯魚のごとく、幻の鹿を見てしまったダメな人間たちのダウナーな物語から目が離せない作品です。
次は、テーマ批評として、黒沢清監督『岸辺の旅』と蜂須賀健太郎監督『Alice in Dreamland アリス?イン?ドリームランド』に通じる「生きた人間を動かすことは映画で可能なのか」という話題を展開します。
そして大ヒット好評公開中の、『バクマン。』が『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』の延長上にあるのではないか?という仮説を書いてみました。
連載寄稿は、前号に引き続き、俳優・斎藤隆文さんが登場。11月2日(月)、6日(金)にレイトショー上映される最新出演作『DUAL CITY』を語って頂いてます。
寄稿文としてもうひとつ、単発掲載として、「映画の友よ」38号でも一度レビューした松居大悟監督『私たちのハァハァ』について、熱い原稿が寄せられました! 地方から好きなバンドを追いかけて東京に来る少女たちの「勢い」を、当事者として映画と共有する近藤真木さんです。
そんなわけで、ぜひ読んでくだされば幸いです。
購読一カ月無料です。
月二回発行なので、二号分無料で読めます。
お試しいただければ。
そして『映画の友よ』前号に掲載の、遠藤憲一演じる手足のないやくざが大活躍する『木屋町DARUMA』を監督した、俳優でもある榊英雄さんのロングインタビュー再編集版を、夜間飛行のサイト「プレタポルテ」で公開! http://bit.ly/1HfMH1M
こちらは登録してない人も上記サイトに行けばすぐ読めます。
読んでご興味持たれたらぜひ購読をば!